リスニング力が向上する音読の仕方

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リスニングの勉強の最たるものと言えば、音読ですよね。しかし、どのように音読をすればいいのか実はあまり分かっていない人もいるのではないでしょうか?そこで今回はどうやって音読するのが効果的なのかを書いていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!それではLet’s go!( ..)φメモメモ

①英文の内容を理解する

当たり前のことですが、この段階を飛ばしている人が大多数いるので要注意。音読を勧められていきなり文章を見ながら音読をしても、効果が薄いので要注意です。まずは、音読をする文章の内容・構造をしっかりと理解することが音読で1番目にすること。では、なぜ理解することが音読において大事なのか?

それは、音読をする際に“今、この内容を喋っているんだ”と意識することが大事だからです。これを意識することによって英文を前から理解する力もつきます。

いきなり文章を音読するのは、ただの口の筋トレになってしまうので要注意です。

まずは英文の内容を理解すること

②英文を見ながら、音声に続いて音読(オーバーラッピング)

英文の内容を理解したら、ついに音読です。まずは音声に続いて音読してみましょう!その際は英文(スクリプト)を見ながらで大丈夫!(ちなみにこの音読の仕方をオーバーラッピングと言います)

そして、いきなり全文流し読みするのは難しいので、1文づつ止めてしっかりと口に出して音読してみましょう。(ちなみに黙読であっても効果はありますので、人前では黙読でも大丈夫ですよ!)

慣れたら、全文を一気に音読してみてくださいね。そして、①でも書いたように、“今、この内容を喋っているんだ”ということを意識することが大事!ぜひ、この意識を持って音読してみてくださいね。そして、1つの文章に対して5回はこの工程を繰り返したいところです。頑張りましょう!

スクリプトを見ながら口に出して音読

➂英文を見ずに、音声に続いて音読(シャドーイング)

さぁ、最後の仕上げです。最後はスクリプトを見ずに、音声にまるで影がついていくように音読していきます。(この工程をシャドーイングと言います)

文章を見ずに音読するので、最初はとても難しく感じてしまうかもしれませんが、自分がどの音が聞き取れていて、どの音が聞き取れていないのか把握するためにも重要な工程ですので、ぜひ取り組んでみてください!そして、苦手な発音が分かったらどのように聞こえ、発音するのかをチェックしましょう。

とは言っても、リスニングが苦手な人からしたらシャドーイングは非常にきつく感じると思いますので、シャドーイングは“努力目標”といったところですかね💦

どの音が聞き取れないのかをチェック

教材があればディクテーションにも取り組もう

リスニングも勉強出来る教材であれば、大体はディクテーション(音声を聞きとって文章の穴埋めをする)問題がついているもの。もし、そういった問題がついているのであれば、私のオススメは①の工程のあとに、ぜひこのディクテーションの問題に取り組んで欲しいところ。さすがにリピーティングやシャドーイングをした後にディクテーションに取り組んでも大体答えが分かってしまって効果が薄れてしまうのでね💦

問題があればディクテーションにもぜひ取り組んでみよう

まとめ

以上、今回は音読の仕方について改めて書いてみました。リスニングの勉強は非常に面倒くさく、続けること自体が難しいものだったりします。しかし、受験に向けて絶対に乗り越えなければならない壁でもあります。
「リスニングを絶対に克服してやる!!」という強い意志のもと、ぜひ取り組んでいってくれたら嬉しいです。頑張ってくださいね!!