お久しぶりです、ムラカミです:-) ずいぶんと久しぶりのブログとなってしまいました。これも日々の仕事にプラスして、とある準備をしていたからなんです。そう、英検1級2次試験の勉強に空き時間を費やしておりました!では、結果を言うのを渋っても仕方がないので、さっそく結果を………
落ちました!!(._.)
いやぁ、もう試験を終えた直後に「あぁ、今回もやらかしたぁ」と思っていたので(ショックのあまり何も考えることが出来ずフラフラしながら帰りました…)、ある程度覚悟はしていたものの、結果を目の当たりにすると人間かなりショックを受けますね……。(笑)
では、今回のブログはというと、この2回の失敗を経て改めて感じた2次合格のために必要な力、またこんな勉強はダメだということなどを書いていきたいと思います。
自身の英語能力プロフィール
英語の家庭教師を数年前からしており、高校分野までのことならほぼマスターしていると自負しております。また、数年前にTOEICで935のスコアを取得しており、ある程度の会話なら苦を感じることなく英語でコミュニケーションをとることが出来るという程度の英語運用能力があると思われます。ただし、時事に関してはめっぽう弱く、日本語ですら小中学生程度のことしか頭に思い浮かばない人間です。
さて、これを踏まえた上で次章からの内容をご参照ください。
2次2回目結果内容
さて、早速結果ですが、こんな感じです。
2回目結果(カッコ内の数字は前回との比較)
スピーチ | 5(+1) |
質疑応答 | 6(+1) |
文法・語彙 | 6(+1) |
発音 | 6(-1) |
1回目結果
スピーチ | 4 |
質疑応答 | 5 |
文法・語彙 | 5 |
発音 | 7 |
まぁ、成績は伸びていますが、「いや、わっる…!!」という内容でございます。いやはや全くもってお恥ずかしい限りです。では、どういった対策をして2次に挑み、今回の2次はどんな感じだったのかを振り返っていきたいと思います。
1回目を経て、2回目のためにした対策
簡単に1回目を振り返りますと、「1次に受かるかなぁ?」という感じで受けたテストが嬉しいことに一発で合格。その後約3週間で2次対策をしたのですが、その対策の仕方は、時事にめっぽう疎いので、とにかく対策本を読んで時事に触れるという対策とは呼べないような対策をいたしました。が、結果はさっきご覧いただいた通りです(^^;
対策本を読んだだけでは時事を理解しているという段階まで自分を高めることができず、理由を1つ述べたところで頭が真っ白に。そのままタイムアップとなってしまいました。その後の質疑応答もスピーチ内容を引きずってしまい、ボロボロに。まぁ、納得の点数といったところです。というわけで、1回目受験と通じて感じたのが時事に対する自分の知識・意見の足りなさ。よって、そこを補う勉強をして2回目の受験に備えていこうと決めたわけです。
そして、2回目の受験に向けて更に社会問題に対しての理解を深めるため、1回目に引き続き対策本を隅から隅まで読み、理解することを心掛けました。また、理解するだけでなく多くのpro,conの意見を頭に入れるという対策も取りました。この社会問題に対してはこんな考え方があるということを試験当日に向けていっぱい入れていったという感じです(英語の勉強をしているというより社会の勉強をしているという感じです)。その際に使えるフレーズや単語なんかも頭に入れていきました。そんな感じで2回目の2次試験本番を迎えました。
試験本番の様子と感想
2回目受験ということもあり、1回目より落ち着いて試験会場では過ごすことが出来ました。まぁその落ち着きも待機室までのことで、面接室の前に呼ばれたときは既に心臓バックバクの状態でしたが…(;’∀’)
(余談ですが、緊張するというのはそれだけ頑張ってきたという自負があって、失敗したくない!という想いがあるからなんですよね。まぁそれが分かったからといって、緊張を解くことなんか不可能なんですがね…。)
そして、ついに部屋に案内されて、面接の開始です。試験官は外人男性と日本人女性の2人でした。男性の方は最初ゴニョゴニョ喋っていたので、「やっば、聞き取りづらっ!」と思ったのですが、質疑応答の際にはかなりハキハキ喋って下さいました。(だったら最初からはっきり喋ってくれよ、とは思いましたが…。)女性面接官の方は終始ニコニコしてくださる方で、英語もはっきりと喋ってくださり聞き取りやすかった印象です。
さぁ、問題のトピックです。トピックカードをひっくり返してみると……
全然知らないトピックばっかりじゃ~~~~~~~~~~~ん!!!
という状態でございました。この時点で1回目受験に続き、頭真っ白状態part2の開始でございます…。(笑)でも、なんとか理由をひねり出したところでスピーチ開始。そして、1つ目の理由を話した終えたのが体感40秒くらいですかね?そして、その後2個目の理由が思いつかなくて、20秒くらいは黙ってしまったと思います(この時点でもうダメでしょう…。)ですが、前回の教訓(沈黙で終わらせるのはダメだという教訓)を生かしてなんとか振り絞って訳の分からない理由をちょっと喋ったところでタイムアップになってしまいました…。
スピーチが終わった時点で「自分、何喋ってんだ?」という状態でしたが、質疑応答の時間はもう開き直って対応しました。前回はスピーチの失敗に引っ張られて質疑応答すらままならない状態でしたので、少しは成長?したのかなという自分なりの評価です(笑)
総じて、馴染みのないトピックばかりに出会ってしまい、前回とは違う意味で頭が真っ白になってしまったという不甲斐なさあふれる2回目受験となってしまいました。
スコアを比較してみて
では、もう一度1回目と2回目のスコアを表示しながらそれぞれのパートを比較していきたいと思います。(もう一度恥をさらすのは本当は嫌ですが…(;’∀’))
2回目結果(カッコ内の数字は前回との比較)
スピーチ | 5(+1) |
質疑応答 | 6(+1) |
文法・語彙 | 6(+1) |
発音 | 6(-1) |
1回目結果
スピーチ | 4 |
質疑応答 | 5 |
文法・語彙 | 5 |
発音 | 7 |
スピーチ
わっけ分からんことを喋ろうが、スピーチ分野では黙ってしまった1回目の時よりも点数をもらえました。やはり、黙ってしまうのは1番ダメなことなのでしょう。
質疑応答
訳の分からないことをトピックの理由に挙げてしまったため、もう引くに引けない状態での質疑応答タイムでしたが、開き直っていたため質疑応答だけを見るとスムーズに進んでいたと感じています。それでもこの点数ということはやはり、そもそも論点がずれていたことが影響しているのかな?という印象です。
文法・語彙
この分野に関しても、おそらくスピーチがトピックに沿っているかどうかもそれなりに影響しているように思われます。なぜなら2回目受験の時も、正直1回目受験の時と同じレベルの文法・語彙しか使っていないと自分で分かっているからです。やはり、スピーチが1番大事だということなのでしょうか?!
発音
発音に関しては、トピック関係なく点数化されるということが前回の受験で分かっているのですが(前回は沈黙スピーチにダメダメ質疑応答だったので)、今回は点数が落ちてしまいました。少なくとも前回と同じ点数は取りたかったのですが、今回はダメだったようです。ここはもう素直に音読等を繰り返して強化するしかありません!
2回の失敗から学んだこと/今後の対策
ここまで読んでいただくと対策本を読み込み、社会問題に対して知識や語彙をわずかながら身に付ける努力をしていたことはお分かり頂けたかと思います。「それなのに落ちるってやばくない?」と思われそうですが、なぜこの対策をして落ちたのか自分なりに分析してみると、一つの大きな問題があること気付きました。それは、様々な社会問題に対して、その答えを決めすぎてしまっていたことが問題だということです。
つまり、この社会問題に対してはこの2つ、ないし3つの答え、というのを私の中で決めすぎてしまっていたことが原因ということです。そうじゃないですよね…。社会問題というのはさまざまなことが絡み合って起きているんですから…。言い換えれば、とあるトピックで考えていた意見というのは違うトピックにも関係している場合が多いということですよね。(早く気づいておきたかった……。)
私のような間違った対策を取っていると、2回目のときのように知らない(と思い込んでいる)トピックに出会うと頭真っ白になってしまうという最悪の状況を自ら呼び込むことになってしまいます。
では、いままでの対策が全部無駄な努力だったのかというとそういうわけではありません。少しばかりですが、自分なりに様々な分野に対しての知識と意見というものは持つことが出来るようになったと思います。
あとは、それらの意見をどんなトピックであろうとも、瞬時に組み合わせる力が2次合格には必要な力なんだと感じています。
実際、今回の馴染みのないと思い込んでいたトピックも冷静に考えてみれば、「分野は違えど、この理由とあの理由が使えたな」ということにも気付きました。
よって今後の対策としては、さまざまな問題に対して考え方を固定するのではなく(ある程度の固定は必要)、フレキシブルに異なるトピックのpro,conが使えるかどうかというのを瞬時に判断していく練習をしていきたいと考えています。また、SDGsに関してまとめたサイトなんかも見つけたので、そちらの方も時間があれば見ていきたいなと思っています!
まとめ
1級の勉強をしている人の中には、私のようにある程度の英語運用能力はあるけれども社会問題に対して、めっぽう弱いという方も多いのではないかという想いから、少しでも参考にしていただきたく今回恥を忍んで失敗も書いてみました(;・∀・)
再三申し上げますが、やはり2次合格のためには社会問題に対してある程度の知識は必要であり、それらを瞬時に思いつくandくっつける訓練が必要なように思われます(私のようにこの問題に対してはこの答え、のように決めつけるような勉強の仕方はNG)。しかし、がっつりと時事系の参考書等を通じてまで勉強をする必要はなく、1級対策本を通じての勉強程度でも十分対応は可能なのかな、という風にも感じております(←まだ受かってないくせに)。特に1級を受ける方の多くは社会人の方が多いように感じますし、そこまで対策に費やせる時間なんてありませんよね…。
というわけで、次回もめげずに受ける予定?(本当はもう受けたくない…トラウマになりつつあります…)ではありますが、どうなるかは乞うご期待ということで引き続き応援していただけますと幸いです。最後まで懲りずに読んで頂いた方には感謝感謝でございます。それでは失礼いたします!<(_ _)>
使った参考書の紹介
『最短合格!英検1級英作文問題 完全制覇』
『英検1級 面接大特訓』