中学の時に一番最初に習う英語は現在形。一番最初に習うから一番簡単なのかというと実はそうでもない現在形。今回は『現在形』に焦点を当てて見ていきましょう。
現在形は『今』を表している?
“現在形”なんて名前が付いているので「今」を表す、と考えている人が多いのではないでしょうか?実はそうではないんです。現在形は・・・
①習慣
②不変の心理
③決まりきった予定
を表しているんです。本当の「今」を表すのは現在進行形なので注意が必要です。順に見ていきましょう。
本当の現在形の使い方
前章で読んでいただいた通り、現在形は習慣、不変の真理、決まりきった予定、を表します。例文を見ていきましょう。
①ex. My father walks his dog everyday. (私の父は毎日犬の散歩をします。)<習慣>
②ex. The sun rises in the east. (太陽は東から昇る。)<不変の真理>
③ex. The train leaves at 10. (列車は10時に出発します。)<決まりきった予定>
どうでしょう?それぞれ習慣、不変の真理、決まりきった予定、を表していますよね?別に「今」を表しているわけではないんです。この3つのことを表すということを理解しておくことがとても重要です!
現在進行形で書いてみる
その中でも②の不変の真理は注意が必要です。例えば上の例文を現在進行形で書くとどうなるのでしょうか?現在進行形は「今」を表すということを念頭に見ていきましょう。
②ex. The sun is rising in the east. (太陽は東から昇っている。)
今昇っている最中の太陽を見ながら会話しているのならいいのですが、「太陽って東から昇るじゃん?」という意味合いでこの文を用いると英語圏の人は少し「クスッ」としてしまうかもしれません。なぜでしょうか?それは現在進行形は「今」を表しているからです。この例文、解釈の仕方によっては・・・
「え?!明日になると太陽って西から昇ったりするの?!」
なーんていう、ちょっと意地悪な解釈もできてしまうわけです。まぁそんな意地悪な人はいないでしょうが(^_^;)
でもどうですか?現在形と現在進行形の違いはお分かりいただけたのではないでしょうか。
まとめ
①現在形とは名ばかりで「今」を表しているわけではなく、習慣、不変の真理、決まりきった予定、を表す。
②現在進行形が「今」を表す。
今まで現在形が「今」を表していると思っていた方がいらっしゃいましたらこれを機に正しい現在形を使ってみてくださいね。それでは!
※facebookから来た方へ
答えは③でした!
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