定期テストは出来るけど、実力テストや模試は出来ない人は何が足りないのか

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こんにちは、家庭教師のムラカミです:-) 本日は定期テストはそれなりに得点することは出来るけれども、実力テストや模試になると他の人より点数が取れない人向けの記事になります。「あっ、当てはまるかも…」という人はぜひご一読くださいね(‘ω’)ノ

理由は頭の中で整理できていないから

定期テストだけが出来る人に多い特徴が、試験週間はしっかり勉強して頭の中に詰め込み、試験ではばっちり得点出来るのに、試験後1週間もすれば覚えていた内容がスッポリ抜けてしまっているということ。

「あっ、当てはまるわ…」と思った方、多いのではないでしょうか。かく言う私も学生時代は典型的にこのタイプの人間でした。テスト前はしっかり勉強しているのに、実力テストや模試になると定期テストでは勝っている友達に負けてしまい「あれっ、勉強してるんじゃないの?!」なんてからかわれることも多々ありました(笑)

このタイプの人は、ズバリ知識の整理が出来ていないことが原因だと私は感じています。理解はしているのですが、定期テストで得た知識が既習の知識とどう関わっているのかを整理できていない、既習の知識と紐づけ出来ていないということです。

私は英語の先生なので、英語で説明しますが、現在形と現在進行形、そして現在完了形ってどう違うのかをちゃんと区別出来ていますか?ということです。定期テストのみ得意な生徒は単体の単元では理解出来ている(構文の作り方や意味は理解出来ている)のですが、ここの紐づけが疎かになっているケースが多いという訳です。

模試や実力テストはご存知のように範囲なんてあってないようなものなので、これらの知識の整理が出来ていないと「あれ、これってどっちの公式使うの?」「なんで今、この公式が使われているの?!」なんてことになってしまうのです。

一番の特効薬は定期的な復習

じゃあどうすればいいのかというと、簡単な答えで申し訳ないのですが、復習をするしかありません。ただし、既習事項とどう関わっているのかを理解するための復習が重要となってきます。

英語だと学生のみなさんが大嫌いな品詞を理解することも大事です。定期テストで習った単元はどの品詞の役割をするから既習文法においてはこうやって使うことが出来るな、などの確認作業が必要となってきます。

とはいえ、一人で勉強しているとこの作業は難しかったりしますので、一人で勉強しても分からない場合は「こことあれはどう違うのですか?」「どう使い分けるのですか?」などの質問を先生にぶつけるのが一番手っ取り早いですよ:->

また、違いを理解し紐づけをするだけでなく演習をすることも非常に重要です。巷にはいろんなまとめ本がありますよね?「中学3年分を〇〇でいっきに復習」のような。そういった本を使って、改めて問題を解いてみると「あぁ、なるほど。だから今はこの公式を使ってるんだな」とか、「この日本語のニュアンスは確かにこっちの公式だよな」とか腑に落ちる部分が多かったりするのです。

つまり、定期テストが終わってからの復習期間が本当の意味での成績向上につながるという訳なんですね(‘ω’)ノ

勉強計画も早めに立てるべき

そして、そういった復習をメインとする勉強スタイルになると時間が非常にかかります。定期テスト用の普段の勉強+復習用の勉強と2刀流になるわけですから当たり前ですよね。

ですが、例えば受験生にもなると時間はあってもあっても足りません。だからこそ、スケジュール管理はしっかりとしておくようにしましょういついつまでにこの単元は復習し終えて、この期間中は単語やリスニングを勉強する、など

計画なんて立てるのは面倒くさいのですが、これがちゃんと計画していないとずるずるといってしまうものです。そして気付いた時には次の定期テスト、なんてこともざらです。

ぜひ、スケジュール管理も頑張って取り組んでみてくださいね:-P

まとめ

今回は模試や実力テストになると成績が伸び悩む人向けに簡単な記事を書かせてもらいました。「うーん、わかってはいるんだけど…」という人は、これをキッカケにぜひ面倒くさい復習やスケジュール管理などに取り組んでみて下さい。次の実力テストや模試では今までと違った感想を持てるようになると思いますよ (‘ω’)ノ