長文の勉強に慣れてくると誰もが陥る、どんどん新しい長文を読まなくてはいけない気がしてくる病。この病には学生の時にもれなく私もかかりました(笑)
だって同じ文ばかり読んでいるのは不安になりますよね。「一回読んだんだからわかって当然」「新たな長文を読まないと勉強した気にならない」などなど。反復学習をしていると必ずこのような不安のループにはまります💦
が、しかし改めてここで断定しておきましょう!
長文は反復してこそ知識になる!!
と。
では、反復して読むことに何の意味があるのか。今回はそこを見ていきます。
受験で使われる単語・表現は大体決まっている
英語の表現は日本語と同様、もちろん無数にあります。しかし、こと高校・大学受験となると使われる単語・表現には限度があります。難しすぎては誰も読めなくなってしまうからです。
そして、使われる単語や表現は正直言って、一冊の市販の(有名)長文問題集がちゃんと網羅してくれています。つまり、そんなポンポン×2 新しい問題集をやる必要なんかないんです。では、なぜ大体の受験生は一回読んだだけでその問題集を復習するのを止めてしまうのでしょうか?
それはただ単に読めた気になっているだけだからです。または、付属の問題を解いただけで、読めた気になっているだけだからです。
もう一度ちゃんと全文を読み直してみましょう。いわゆる、精読ってやつです。自分の中での日本語訳と問題集に載っている日本語訳は一緒の意味合いになっていますか?おそらくなっていないのではないでしょうか?
なっていないのであれば、文構造はどうなっているのかを再度検討してみましょう。そうやってちゃんと一題ずつ完璧に読める長文を増やしていくほうが絶対に自分の力になります。だって、先程も書きましたが、そもそも大抵の問題集は受験に出てくる単語・表現をはなから網羅してくれているからです。
焦りは禁物です。少しずつちゃんと読める文を増やしていくことにフォーカスしてみましょう!
そして、そうやって読める文を少しずつ増やしていくと、ついには新しい長文を読んでいるときに「あっ、この単語・表現知ってる!こうやって訳すんでしょ!?」みたいな瞬間が必ず訪れます。これが正しい長文の勉強の仕方なんです。少しは気持ちが届きましたでしょうか?
と、いうことで今まさに新しい長文問題集をどんどん取り組んでいる人がいましたら、ぜひ一度立ち止まって今まで読んできた文をしっかりと読み直すことに注力してみてはいかがでしょうか?
なんか書こうとしていたことや長さが、少し想定とは違ってしまったような気もいたしますが、まぁそんな日もありますよね(笑)それでは今回はこの辺で。失礼いたしますm(__)m