受け身の文の作り方(高校生編)

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こんにちは、村上です:)今日はみなさん簡単だと思っているであろう受け身についてのお話です。受け身って簡単だと思いきや、実はちゃんと理解していない人が多い隠れ難し文法なんですよ!一緒に勉強して受け身を使いこなしてしまいましょう!!

受け身の作り方

これはみなさんよーく知っていることだと思います。受け身の作り方と言えば、

be動詞+過去分詞+(by+行為者)

ですよね?ここまでは簡単だと思います。これも怪しい方は絶対忘れないようにしておきましょう!

文型と受け身の関係性

文型もみなさんよくお分かりなのではないでしょうか?ここでもう一度復習も兼ねて確認しておきましょう!

第1文型:S+V
第2文型:S+V+C
第3文型:S+V+O
第4文型:S+V+O1+O2
第5文型:S+V+O+C

となっていますよね。ここから受け身と絡めながらこの文型を見ていきましょう!まず受け身と言えば前章でbe動詞+過去分詞+(by+行為者)ということを一緒に確認したのですが、この構文の主語は何でしょうか?そう!受け身にする前の文(能動態の文)の目的語なんですよね!なので前章の構文正しく言い換えると、

O+be動詞+過去分詞+(by+行為者)

ということになりますよね。ここから言えることは何でしょうか?文型(能動態の文)の中に目的語がなければ受け身の文は作ることはできないってことです。なので、

第1文型:×
第2文型:×
第3文型:○(1種類の受け身の文が出来上がる)
第4文型:○(2種類の受け身の文が出来上がる)
第5文型:○(1種類の受け身の文が出来上がる)

ということになりますよね?まずはここまで頭を整理して付いてきてくださいね(^-^)

第4文型と第5文型の受け身の作り方

第3文型に関しては簡単なのでここでは割愛し(^_^;)第4文型と第5文型の受け身の文の作り方を見ていきましょう!
まずは簡単な第5文型から例と共に!

ex.
I call him Tom. (能動態)

He is called Tom. (受け身)
この文の目的語は言わずもがなhimですよね?なので受け身の文にする際にはこのhimを先頭に持って行って後は受け身の文の構文通り作ればOK!!で、注目してほしいのがTomの位置。Tomはこの構文に関係ないのでそのまま下に持ってくる!この感覚がとっても重要です!覚えておいてくださいね^^

では次は第4文型の受け身について。第4文型は目的語が2つあるので2種類の受け身の文が出来上がります。これも例と共に見て理解に努めましょう!まずは第1目的語を主語に持ってきた場合を見てみましょう!

ex.
I gave him a present. (能動態第4文型)

He was given a present by me. (第1目的語を主語に持ってきた場合の受け身)
この文も目的語を主語にもってきてあげるところまではOKだと思います。でもその後ろの第2目的語の位置に注目してください。そうなんです!これもただ単に下に持ってきただけなんですね^^
では第2目的語を主語に持ってきた場合はどうなるんでしょう?

I gave him a present.

A present was given to him. (第2目的語を主語に持ってきた場合の受け身)
と、なるんです。これは今までとは違い前置詞+第1目的語をそのまま下に持ってくるという動作をしています。今回は前置詞が追加されてしまいましたが、基本的に考え方は一緒!主語にしなかった目的語はそのまま下に持ってくる!です。ちなみにこの前置詞は何を使うかというのはまだ別の機会に(^_^;)

まとめ

①文型によっては受け身を作れないこともある
②第4文型も第5文型も使われなかったC(形容詞)やO2(第2目的語)はただ下に持ってくるだけ!
③第5文型のO2を主語に受け身の文にするときは、前置詞+O1をただ下に持ってくるだけ!

どうですか?おわかりいただけましたでしょうか?これらが分かるとセンターなどの選択問題でこの手の問題は瞬殺できるようになりますよ(^_^)Vがんばってくださいね!

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