リスニングの勉強を侮るなかれ!という話

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こんにちは、家庭教師のムラカミです:-) 私の授業を受けている子には毎週宿題を出すのですが、その中の一つに大体リスニングの宿題が入っています。多くの子はちゃんとやってくれるのですが、やり方がまずいなぁという子や、適当にやったな?という子も中にはいたりします。なぜこんなことが起きるかと言うと、リスニングの勉強の仕方が分かっていなかったり、そもそもリスニングの勉強が面倒くさかったりするからなんですよね。。。

しかし、本記事タイトルの通り、リスニングの勉強を侮ってはいけません!

私も学生時代は頭でっかちでリスニングなんて耳さえ慣れればなんとかなる、暇が出来たら取り組もうなんて思っていました。が、結局は受験時までにリスニング力は向上せず、本番でもボロボロだった苦い思い出があります。

「暇が出来たらやろう」なんて思っていても絶対にやりません。これは経験者の私が断言します。ダイエットと同じです。「夏が近づいたらダイエットしよう」なんて言っていても間に合わなかったりするものです…。(若い人は関係ありませんね…(;’∀’))

何曜日の何時からはリスニングの時間!朝の通勤通学の時間はリスニングの時間!土日の朝はリスニングの時間!

など、まずはリスニングの勉強をする時間を決めてしまいましょう!そしてそれを必ず実行することから始めてみましょう!最初の一歩が一番難しいです。ですが、一歩を踏み出してしまいさえすれば、後はすんなりと進むものです。この記事をキッカケにぜひ一歩を踏み出してみましょう!

そして、もう一つはリスニングの勉強の仕方ですね。とりあえずは私が生徒に望んでいるリスニングの勉強の仕方をここで紹介しておきますので、ぜひこれに習って一度はトライしてみてください。

①リスニング問題を解く

言わずもがな、リスニング問題にチャレンジせずしてリスニング力の向上はありません。

②答え合わせをする

その際、答えが合っている・合っていないに関わらず、スクリプト(解答の台本)を参考に自分が聞き取れなかった英語はどの部分(単語・熟語)なのかしっかりと把握する。

③英文を日本語で理解する

意外かもしれませんが、英文の状況把握を日本語ですることもとても大事です。

④音声を聞きながら、またスクリプト(台本)を見ながら自分でも音読する

その際、②で自分で聞き取れなかった英語の部分を意識しながら、また日本語で理解した状況を想像しながら音読することが大事。何回でも音読する。

⑤スクリプトを見ずに、音声を聞きながら音読する

完璧に音読出来るようになるまで繰り返す。

ここまでの一連がリスニングの勉強となります。今までは①しかやっていなかった人もいるかもしれませんね。ぜひ、①~⑤を1セットとして取り組んでみてください

そしてこの一連の勉強の仕方を見ると、かなり面倒くさいですよね?だからこそ後回しにしたくなる気持ちもわかります。ですが、何度も申し上げますが、気づいた時にはリスニングの勉強をする時間なんてなくなってしまうものです。気づけた今がキッカケなのです。ぜひ、上記のリスニングの勉強をルーティーン化していってください!

と、いうことで今回はリスニングをどうしても後回しにしてしまう人に向けた記事となりました。いつの日か急に英語が聞き取れるようになるなんていう幻想は捨てて、日頃からコツコツとリスニングにも取り組んでいきましょう!それではここらで失礼いたしいます(‘ω’)ノ