英語外部検定利用入試のお話

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こんにちは、家庭教師の村上ですm(._.)m つい先日、共通テストにおける民間英語試験導入の見送り、というニュースを見ました。いやー、「結局見送るの?!」と言いますか、それに翻弄された去年の受験生たちは本当に可哀想ですよね。。。情報は錯綜するわ、直前までどうすればいいかわからないわで。。

そして、見送る一番の要因となったのはやはり公平さに欠ける、ということ。どの外部試験を受けるかによって受験料も違いますし、受験開催地がある県と無い県がある外部試験もありますし、お金に余裕のある世帯は腕試しとばかりに受験生になる前にある程度受験をし、練習をすることが出来たりと、クリアしなければならない課題が山積みだったわけですが、やはりこの不公平さを解消する手立てが思い付かなかった、ということでしょう。

では、共通テストに民間英語試験が導入されないということになれば、今後は外部試験を気にしなくて良くなるの?!と聞かれましたら、答えは

否!!

です!

みなさんは英語外部検定利用入試という入試制度をご存じでしょうか?

英語外部検定利用入試とは

英検など、4技能(スピーキング・ライティング・リーディング・リスニング)を測る民間英語検定試験の結果によって、受験時における英語の試験の免除・加点などを行う入試制度のことです。

そうなんです、つまり一定の要件を満たす外部検定の結果を所有していれば、大学入試に利用することが出来る制度なんです!

利用する方法としては、「出願資格」「みなし満点」「得点換算」「加点」など、さまざまありますが、どの方法だとしても受験時における英語の負担は大いに減らせそうですよね!また、どの方法をどの試験に採用するかは大学によって異なりますので、自分の志望校の「募集要項」はよーくチェックするようにしておきましょう!!

そして、まだ注意が必要な部分があります。それは資格の有効期限と外部検定利用入試を採用している大学は全ての大学ではない、ということです。

資格の有効期限というのは大体、受験日から2年以内の取得が条件ということが多いようです。また、全ての大学がこの制度を採用しているわけではないので、自分が気になる大学はどうなのか、ということは絶対にチェックしておくようにしましょう!!

外部試験の勉強をしておいたのに、自分の志望校はこの制度を採用していなかった、なんてことが起こらないように、です(´д`|||)

前述したように、全ての大学がこの制度を採用しているわけではないのですが、採用する大学の数は年々増えてきています。なので、2,3年後に受験を控えている学生さんはこの制度のために勉強する、というのも受験を有利に進める一つの手段と言えそうですね!

愛知県内で外検利用を採用している大学は?

愛知県内の大学では

南山大学

名古屋外国語大学

愛知大学

中京大学

などが、英語外部検定利用の制度を採用しているようです。先ほども書きましたが、どの大学がどのように外部試験を採用しているかは大学によって異なりますし、とても重要(責任重大)なことですので、気になる方はご自身で調べてみてくださいね?(゜_゜;)

とにかく、愛知県内にもこの制度を採用している大学はある、ということです!目指している大学が採用しているのならば使わない手はないですよね?

オススメの外部検定は「英検」!準備するならお早めに!

実は今回、外部検定にはどんな種類があるかは書いてこなかったのですが、外部検定には「英検」「ケンブリッジ」「IELTS」「TOEFL」など様々あります。やはりオススメは「英検」でしょう。日本人に一番馴染みのある試験ですし、それになにより英検がらみの参考書・問題集は豊富ですので、対策がしやすい、というのが一番の利点でしょう。

そして、出来ることなら高校2年生までには取得しておきたいところ。3年生になったら他の教科の勉強もありますしね。それに3年になって始めたら「受験時の負担を軽くする」という当初の目的とも矛盾してしまいますからね!

なるべく早めに、そして3年生になるまでに英検に何度も挑戦する、というのが私のオススメの方法です!

まとめ

今回は共通テストへの民間英語試験導入の見送りというニュースがあったので、「英語外部検定利用入試」というものを紹介してみました!別に受験のためだけでなく、将来的に、という視点からもこういった外部検定を受験することは大いに利点があると思います。時間があるときにいっぱい勉強をしておいて、後の人生に活かせたら言うことなしですよね!

もちろんそのままの意味で、受験時に楽をするため!に、今から頑張って勉強するのもありですよね!みなさんにとって少しでもお役に立てることを願って。それでは(*^^*)

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