理論派か感覚派か

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こんにちは、英語の家庭教師のムラカミです;)

みなさんは感覚派ですか?理論派ですか?という話をしていきたいと思います!

まだまだ人に教える身としてはひよっ子の私ですが、指導してきた生徒は大きく分けて感覚派の子と理論派の子とに分かれているように感じています。では、この違いがどのように英語の勉強(成績)に作用してくるのかを今回はお話していきたいと思います。

感覚派の子の場合

感覚派の子の場合、大きな特徴はリスニングを得意とする子が多いように感じます。実際にはまだ習っていない文法であったり、単語であったりがリスニングの最中に流れてくるのですが、やはりそこは感覚派。なんとなぁくこんなこと言ってるんだろうと推測し、案外その予想が間違っていなかったりします。また、長文も同じようにこんなこと書いてあるんだろうなぁという推測のもと、すいすい読み進めたりします。なので、英語を真剣に勉強し始めると今までなんとなぁくで対処していたところが知識で埋まっていき、感覚派の子は素早く成績が伸びる傾向があるように感じます。

しかし、一度伸び始めた成績はあるレベルで一旦止まり、その先は伸び悩むという傾向もあります。

理論派の子の場合

理論派の子は単語、文法と外堀をしっかり埋めてから勉強を進めていく傾向があるため、その手の問題は得意とします。しかし、一個一個頭の中の知識と照らし合わせる作業をするため、長文やリスニングでは感覚派の子より解くのに時間がかかり、時間が足りなくなってしまったり、途中で何を言っていたのかわからなくなってしまう傾向があります。

が、しかしその照らし合わせの作業が繰り返されることによって、知識が頭の中に定着し、一定量の知識が蓄積された後は、一気に成績が上昇するのも特徴です。

どちらが悪いというわけではない

今回、理論派・感覚派どちらが英語を勉強する上でいいか、という話をしたかったわけではなく各々の長短をあらかじめ知ったうえで勉強を進めていってもらえたらいいな、というお話をしたかったのです。

感覚派の子は、初めて問題を解くときは今までのように感覚で解いていったって構わないのですが、答え合わせ(復習)をするときは今まで以上に丁寧に取り組みましょう!ここはこういう文法、構造だったんたなぁという確認作業をしっかりしてもらえれば、成績が止まってしまう期間を短くできると私は感じています。

理論派の子は、とにかく真面目なので、一個一個確認したくなる気持ちはわかるのですが、視野を広く持ちましょう、と言いたいです。単語一個一個に注意していたらリスニングはままなりませんし、長文も視野を広くすることで気づく文法や文構造も多々あったりします。なので、簡単に言うと全体を意識しながら勉強に取り組みましょう、ということです。

あと一つ言いたいこと

最後に、理論派であろうが感覚派であろうが、単語は勉強しましょう。単語を知らないと推測するしかなくなってしまいます。推測する力も受験では必要なのですが、当然限界があります。単語は言語の基本です。とーっても面倒くさい作業なのですが、単語だけは日頃から勉強しておくこをオススメします:D

と、いうことで今回はここまでとなります!それぞれの特徴に当てはまる方がいらっしゃいましたら、今回の記事を念頭に勉強に取り組んでみてはいかがでしょうか?それでは失礼します!(^O^)v

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